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発行日：2009年3月30日
編集発行：環境経営学会
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本書は、当学会が２００７年度に実施した「サステイナブル経営格付/経営診断２００７」の活動の結果、及び２００８年年度に実施した
「サステイナブル経営格付／診断２００８」を詳細に紹介した報告書であり、２００５年度に第1弾を出版して以降、毎年度継続的に出版
してきた「サステイナブル経営格付報告シリーズ」の第４弾です。
本書には、学会と企業の協働活動の所産である「サステイナブル経営格付／診断」活動に関して、その狙い、特徴、およびサステイナブル
な経営について学会が研究してきた結果をもとにした、企業活動のあり方とそれらを如何に評価することが出来るかについて、を最新の
評価項目、判断基準などを詳細に紹介してあります。また、こうした経営のあり方を導くに至った経緯や背景などについても、説明を
加えております。
更に巻末には、２００７年度参加企業の活用事例をＣＳＲ報告書等から転載させていただきました。
本書は、シリーズの既刊三書と同様、環境経営、ＣＳＲ経営、そしてサステイナブル経営を検討され、あるいは実施されている経営、経営
企画の現場はもとより、大学、研究機関などでご活用いただけるものと確信いたします。
２００９年４月
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特定非営利活動法人 環境経営学会
副会長・サステイナブル経営研究委員長
木俣 信行
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サステイナブル経営格付/診断の狙いと特徴
―２００７年度の結果と２００８年度の狙いと特徴―
目 次
巻頭言
はじめに
１．サステナブル経営格付/診断の狙いと特徴
１．１ サステナブル経営の狙いと定義
１．２ サステイナブル経営格付/診断の目的
１．３ 経営評価の基本的な考え方
１．４ サステナブル経営格付/診断の方法
２．サステナブル経営評価の枠組みと評価の考え方
２．１ 格付評価の枠組み構造
２．２ 過去６回の評価側面の構成と２００８年度の考え方
２．３ 評価側面での環境経営学会が考える
「あるべき姿」の明示
２．４ 評価側面、設問と必須要件の関係
２．５ 戦略、仕組、成果の各段階の設問、必須要件構成
２．６ エビデンス
２．７ 必須要件の水準の判断基準
２．８ バウンダリ
２．９ 公表と公開、開示
２．１０ 非該当判断
２．１１ 評価の対象となる企業の状態の時間制限
２．１２ 業種の特性への対応
３．経営評価と格付評価活動
３．１ サステナブル経営格付参加企業への提供物
３．２ 格付評価活動の性格・特色
３．３ 企業の参加決定と手続き
３．４ 格付参加企業とのコミュニケーション
３．５ 機密保持契約
３．６ 格付評価委員
３．７ 経営評価活動の実施方法
３．８ 経営評価の公正性、公平性確保のための活動
３．９ サステナブル経営格付/診断の成果物
４．「サステナブル経営格付２００８」評価側面設定の背景
４．１ 経営分野
４．２ 環境分野
４．３ 社会分野
５．「サステナブル経営格付２００８」の結果
５．１ 全体総括
５．２ 経営分野における経営格付/診断２００８の
実際
５．３ 環境分野における２００８年度評価の実際と課題
５．４ 社会分野における２００８年度評価の実際と
今後の展望
５．５ 評価の公平性・公正性確保（判定委員会報告）
６．「サステイナブル経営格付/診断２００８」の
狙いと評価方法
６．１ 経営分野
６．１．１ 解説
６．１．２ 経営分野の評価側面と評価基準
Ａ 経営理念と企業文化
Ｂ 企業統治
Ｃ 法令遵守・企業倫理
Ｄ リスク戦略
Ｅ 情報戦略・コミュニケーション
６．２ 環境分野
６．２．１ 解説
６．２．２ 環境分野の評価側面と評価基準
Ｆ 物質・エネルギー管理・環境負荷低減
Ｈ 資源循環および廃棄物削減
Ｉ 化学物質の把握・管理
Ｊ 生物多様性の保全
Ｋ 地球温暖化の防止
Ｍ 土壌等汚染の防止・解消
６．３ 社会分野
６．３．１ 解説
６．３．２ 社会分野の評価側面と評価基準
Ｏ 消費者への責任履行
Ｑ 就業の継続性確保
Ｒ 機会均等の徹底
Ｓ 仕事と私的生活の調和（ワーク・ライフ・バランス）
Ｔ ＣＳＲ調達の推進
Ｕ 地域社会の共通財産の構築
おわりに
【参考資料】
１．「サステイナブル経営格付」関係者一覧表（２００７年度
および２００８年度）
２．「サステイナブル経営格付/診断２００８」経営評価調査票
３．参加企業における活用事例
1部１,０００円（送料込み）で、配布します。
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