地球規模の環境問題や資源の枯渇、CSRへの取り組みの重要性が増す中で、地球環境問題への抜本的対策と、高度な社会的・経済的倫理観に裏付けられた「循環型社会」構築に向けた取り組みが喫緊の課題となっています。
これに対応するため、事業者と市民が一致協力して環境保全につとめ、資源の効率的使用と循環を進める倫理性の高い社会を構築して行くことが求められます。このためには、学界、Think-tank、産業界及び行政、市民、言論界の有職者が一堂に会し、地球環境問題対応の戦略とプロセスを明らかにしていく必要があります。
環境経営学会は、その方法論・手法の体系的な共同研究、調査、情報発信、表彰等をおこない、Economy-Ecology-Ethics が三位一体となったSustainable Managementの理念を確立し、社会教育及び環境専門家養成教育システム等を実現し、事業経営者や管理者の環境と社会的公正に対する意識を高め、環境経営をめぐる諸問題を検討究明した成果を、内外の行政、学界、言論界、経済界並びに市民社会に対して発信する事により、社会の持続可能な発展の実現を図ろうとするものです。特に、国際的な視野にたった活動が求められている。
環境経営学会定款(2019.08.16更新)