2000年に創立され2002年に特定非営利活動法人資格を取得した環境経営学会は、日本の基幹企業に対する環境経営格付(サステイナブルマネジメントツリーによる一覧性のある企業評価)などを通じて主として持続可能な社会の構築に貢献する日本の企業の経営支援活動を行ってまいりました。こうした設立以来の様々な学会活動が一定の社会的な評価を得ていることが認められ、2014年9月、認定特定非営利活動法人の資格を取得することができました。
昨今、地球環境問題が刻一刻深刻さを増す中にあって、これらへの対応を巡る国内外の情勢は混迷の様相を呈しております。更に経済社会のグローバル化の進展に伴い企業の経営環境は一段と厳しく、先行き不透明な状況となっております。
世界にも稀な、実業界と学術界のハイブリッドな組織である環境経営学会は、発足から今日まで、その創立の精神と定款に謳いこまれた理念の実現のために大いなる努力を傾注してまいりました。
この度の認定特定非営利活動法人の資格取得を機に、その活動に賛同される方々に一人でも多く参加していただき、活動をますます拡大して、持続可能で快適な社会を構築するために、学会を挙げて取り組んでまいりたいと存じます。
そのための活動資金として、この寄附制度に皆様のご理解とご支援を切にお願いする次第であります。